~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
プロ1年目を過ごした横浜FMではFWとして、期限付きで今シーズン加入した水戸ではMFとして登録されているように、攻撃的なポジションを幅広くこなす左利きのアタッカーだ。大きな武器は迫力あるドリブル突破。本人も「縦への推進力」を持ち味の一つして挙げており、積極的に仕掛けながら相手陣内を突き進んでいく。ピッチ内では右サイドでのプレーを得意としており、フィジカルの強さや全身のバランス感覚を生かして中央のエリアへ侵入し、パンチ力のあるシュートで相手ゴールを襲う。ダイナミックなカットインと左足を振り抜くまでの一連の流れは、山谷侑士の代名詞である。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2019 | 横浜F・マリノス | J1リーグ | 3 | 0 |
ルヴァンカップ | 4 | 2 | ||
天皇杯 | 3 | 0 | ||
2020 | 水戸ホーリーホック | J2リーグ | 12 | 1 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2021 | 鹿児島ユナイテッド | J3リーグ | 18 | 1 |
天皇杯 | 2 | 1 | ||
2022 | 横浜FC | J2リーグ | 2 | 0 |
天皇杯 | 2 | 0 | ||
2023 | ゲイラン インターナショナル | シンガポールプレミアリーグ | 24 | 10 |
シンガポールカップ | 4 | 2 | ||
通算 | J1リーグ | 3 | 0 | |
J2リーグ | 14 | 1 | ||
J3リーグ | 18 | 1 | ||
シンガポールプレミアリーグ | 24 | 10 | ||
シンガポールカップ | 4 | 2 | ||
ルヴァンカップ | 4 | 2 | ||
天皇杯 | 7 | 1 | ||
総通算 | 74 | 17 |
2024年1月31日時点
代表歴
- U-15日本代表
2015年 日本・中央アジアU-15交流大会、インドネシア遠征
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「自然と触れ合える環境」
神奈川県横須賀市と言えば、海がとても身近に感じられるところで、自然と触れ合うことのできる環境が整っています。実家から10分くらいのところに久里浜海岸があるので、僕もよく足を運んで遊んでいました。釣りをしたり、海に潜ってモリで突いて魚を取ったりもしていましたね。
2.どんな子どもだったか?
―「やんちゃな子ども」
けっこうやんちゃな子どもでした。いたずらをすることが多くて、小学生や中学生の頃は、学校の先生から親に電話がかかってくることもありましたね(苦笑)。
兄がサッカーをやっていたこともあり、僕も3歳くらいからキッズのカテゴリーに所属してボールを蹴っていました。小学生時代の監督は選手のアイデアを尊重し、自由にプレーさせてくれる人だったので、僕自身はボールを持ったらとにかく仕掛けていくようなタイプでしたね。当時のスタイルが、プロサッカー選手になった今にも生かされていると思います。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
ずっとプロサッカー選手になりたいと思っていました。サッカーが大好きだったし、プロになることしか考えていませんでしたね。中学3年生になって横浜FMジュニアユース追浜のキャプテンを務めさせてもらった時に、今振り返ると何も根拠はないんですが、「トップに上がれるかもしれない」という自信を持ったことを覚えています。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「消防士か野球選手」
何となくなんですが、消防士ですかね。特に理由はないんですけど、なぜか消防士が思いつきました(笑)。もしくは野球選手。子どもの頃に遊びで野球をやっていて、打ったり投げたりするのもけっこううまいほうだったんですよ。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「がむしゃらに練習に取り組む」
基本的には“考えないこと”ですね。自分の中に溜め込んで悶々としてしまうのなら、何も考えず、がむしゃらに練習に取り組むタイプです。
これまでの中で一番難しい時期は、高校1年生の時だったと思います。中学1年生と3年生の時に続き、高校1年生の時にも腰のケガでボールを蹴れない日々が続きました。リハビリに取り組んでいても楽しくないし、もうサッカーをやめようかと考えたこともあったくらいです。でも、当時お世話になったトレーナーが精神的な部分に関してもサポートしてくれました。おかげで、「しっかりケガを治して、選手としてもっと強くなり、もう一度ピッチに立とう」というポジティブな発想を持てるようになり、今振り返ると心身ともに本当に救われましたね。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「ゴールの瞬間と勝利の瞬間」
FWなので、やっぱりゴールを挙げた瞬間と、自分が点を取って試合に勝った時ですね。
今までの中で一番印象深いゴールは、やはりプロ初ゴールです。2019シーズンのルヴァンカップ、グループリーグ第3節の長崎戦。僕自身は1点取ることで勢いに乗っていけるタイプなので、プロ初ゴールを挙げるタイミングをずっと意識していましたし、あの得点を機に少しリズムに乗っていけたような気がします。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「自分の意思を持つこと」
人に何か言われるのを待つよりも、自分の意見を持ち、それを貫き通すことがとても大切だと思っています。以前は、人の話に耳を傾けることが得意ではなくて、自分の考えたことをストレートに表現するだけだったんですが、最近では周りの人の話を聞いたり、いろいろな情報を収集して、自分の意見と照らし合わせながら一番いいと思う考え方を選択できるようになりました。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「興味があることにはすごく熱中するタイプ」
よく周りの人からは、「集中している時と、していない時の差がすごいよね」と言われます。自分自身でも認識しているところがあって、興味があることにはすごく熱中するんですが、興味が湧かないことに対しては急にスイッチがオフになってしまいます(苦笑)。
9.大事にしている言葉
―「結果がすべて」
プロの世界では数字がとても重要になってくるので、この言葉を常に意識しているつもりです。今シーズンは期限付き移籍で水戸に加入しました。横浜FMでもレベルの高い選手たちと一緒に練習することで多くのものを得られると思いましたが、やはり選手としてより多くの経験値を積みたいし、何よりもっと試合に出て点を取りたい。この思いが強かったので、期限付き移籍を決断しました。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「サッカーを大好きになり、長く続けてほしい」
もしサッカーをやっている子であれば、もっともっとサッカーを好きになってほしいと思います。僕自身、水泳やボクシングなど、いろいろな習い事に通っていたんですが、最終的には大好きだったサッカーだけが残りました。好きだからこそ続けることができたし、続けることで得られるものや成長できる部分もたくさんあると思います。だからみんなにもよりサッカーを好きになってもらい、少しでも長く続けてほしいですね。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「さまざまな人に元気や勇気を与えたい」
世界的に難しい時期が続きますが、SNSなどで積極的に情報を発信し、さまざまな人に元気や勇気を与えていきたいと思っています。個人的には、もっともっと試合で活躍して、多くの人々に影響を与えられるような選手になっていきたいです。
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