~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
スピードとテクニックを駆使したドリブル突破を武器とする小柄なアタッカー。中学時代までは「トップ下やFWの位置から、がむしゃらに相手の最終ラインの裏に抜けるようなタイプだった」というが、名門・前橋育英高校時代に新たなスタイルを習得。「足元の技術を生かし、周りを見ながら落ち着いてボールを受けて、ドリブルで仕掛けていくスタイルを身につけた」と語る。中でも、中盤の右サイドから攻め込んでいく形を得意とし、ペナルティーエリア付近の狭いスペースへと果敢に進入。また、中央のエリアへ鋭くカットインし、左足から放つ強烈なミドルシュートで相手ゴールを襲う。2021年には日本代表にも選出。シーズン終了後にベルギーへと羽ばたいた。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2019 | モンテディオ山形 | J2リーグ | 42 | 7 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2020 | セレッソ大阪 | J1リーグ | 33 | 2 |
ルヴァンカップ | 3 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2021 | J1リーグ | 33 | 6 | |
ルヴァンカップ | 5 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
ACL | 5 | 2 | ||
2021/2022 | オーステンデ | ファースト・ディビジョンA | 12 | 0 |
2022/2023 | ファースト・ディビジョンA | 30 | 0 | |
Croky Cup | 2 | 0 | ||
通算 |
J1リーグ | 66 | 8 | |
J2リーグ | 42 | 7 | ||
ルヴァンカップ | 8 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 0 | ||
ACL | 5 | 2 | ||
ファースト・ディビジョンA | 42 | 0 | ||
Croky Cup | 2 | 0 | ||
総通算 | 167 | 17 |
2023年6月30日時点
代表歴
- 日本代表(デビュー: 2021年6月7日 FIFA2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023vsタジキスタン)
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「自然豊かでのんびり過ごすことができる」
僕の出身地は東京都東村山市です。これと言ったオススメスポットがあるわけではないのですが、東京というエリアの中にありながら、自然豊かでのんびり過ごせる部分は地元のいいところではないかと思います。
また、志村けんさんの出身地として有名で、志村さんの実家と僕の実家がとても近かったこともあり、小さな頃から志村さんの存在を強く認識していました。
2.どんな子どもだったか?
―「とにかく負けず嫌い」
どんな勝負でも負けるのが嫌で、サッカーの試合で負けて泣くこともありましたし、じゃんけんでも絶対に勝ちたいと思うような子どもでした。
サッカーを始めたのは小学2年生の時です。それまでは友だちの影響もあってラグビーをやっていましたが、小学2年生からはサッカー一筋の毎日を送るようになりました。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
幼稚園の頃は「果物屋さんになりたい」とかわいいことを言っていたようですが、サッカーを始めてからはずっと「プロサッカー選手になりたい」と思っていました。
当時から僕の憧れは香川真司選手です。将来、憧れのプレーヤーと同じマネジメント事務所に所属するなんて全く想像していなかったので、UDNの一員になった時には本当にビックリしましたね。香川さんとは一度話をさせてもらったことがあり、すごくタメになりましたし、楽しい時間を過ごさせてもらいました。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「会社員」
以前からサッカー以外に熱中するものがなかったので、会社勤めをしていたのではないかと思います。
それと、周りに消防士として活躍している友人もいるので、興味はあります。人を助けることを職業にするというのは本当にすごいし、格好いいですよね。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「ポジティブな気持ちでいること」
誰にでもうまくいかない時期は絶対にあります。その時々でネガティブに考えすぎて、どんどん落ち込んでいってしまうようでは、その場から前進できないし、なかなか解決には至らないでしょう。むしろ、逆境を楽しむくらいの気持ちで立ち向かっていくことで、目の前の壁を乗り越えられるのではないかと思っています。
自分にとっての逆境はいくつもありますが、中でも印象的なのは、FC東京U-15むさしに所属していた中学3年生の時ですね。中学2年生までは試合に出してもらえていたのですが、3年生になってからは全く試合に出られなくなり、FC東京U-18へも昇格できず……。当時は、U-18に上がれなければプロになるという夢は叶わないだろうと思っていたので、あの時点で一度、プロになるのは諦めかけました。
その後、前橋育英高校に進学し、とても信頼できるコーチの下で日々の練習に取り組んだことで、自分の考え方やプレースタイルが180度変わりました。そこから自分に対して自信を持てるようになり、またプロを目指そうという気持ちになりましたね。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「ゴールを生み出した瞬間」
自分がゴールやアシストをマークするのはもちろん、チームとして点を取った時、その一連の流れの中に自分もしっかりと関われたと感じられた瞬間は、やっぱりうれしいですね。また、ドリブルをしながら逆を突いて相手をかわした瞬間も気持ちがいいです。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「しっかりと休むこと」
サッカーをやっている時は常に気が張り詰めていて、ストレスも疲労も溜まります。だから、ピッチを離れている時にどれだけ休息を取れるかが大事になってくるので、オフの時には家でゴロゴロしたり、好きなことに取り組んだり、できるだけリラックスすることを意識しています。趣味という点では、もともと釣りが好きなので、オフの日は淡路島の釣り場まで出かけて気分転換をすることもあります。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「サッカー選手の中ではシャイなタイプ」
子どもの頃から変わりませんが、根本的には負けず嫌いです。また、サッカー選手の中では、けっこうシャイなタイプなのではないかと思います。
9.大事にしている言葉
―「挑戦」
僕はプロになるまでも、プロになってからも、一番下からスタートすることが多い選手でした。うまくいかないことがたくさんある中、どんな時でも恐れることなく、常に挑戦し続けることを意識してやってきました。一番下というのは、考え方によってはそれ以上落ちることはありませんから、這い上がっていくためにとにかく挑戦し、それを積み重ねてきたことで、今こうしてJ1という舞台でプレーできているのではないかと思います。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「諦めずにやり続けることを大切に」
僕も何度も壁にぶち当たり、中学でも、高校でも、大学でも試合に出られず、うまくいかない時が山ほどありました。そういう時こそ、チャレンジし続けることが大事。諦めずにやり続けることが、将来的に夢を叶えることにつながっていくのだと思っています。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「人々に元気と希望を与えられるような活動に取り組んでいきたい」
豪雨で大きな被害が発生した九州地方を支援するプロジェクトや、コロナ禍におけるさまざまな取り組みなど、自分一人ではできないことでも、UDNの選手たちが力を合わせることで本当に大きな輪が構成できると実感しています。その中で、いろいろな活動に積極的に参加する香川選手や清武選手たちが周りの選手たちに大きな影響を与えていたので、僕ももっと試合で活躍し、立派な選手になって、周囲に好影響を与えられるようになっていきたいと思います。そして、この難しい時代を生きる中で、人々に元気と希望を与えられるような活動に取り組んでいきたいと思っています。
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