サッカー

上島 拓巳選手

Takumi Kamijima
所属・ポジション
横浜F・マリノス DF
生年月日
1997年2月5日
身長・体重
186cm/82kg

~PLAYERS ALBUM~


 

 

~プレーヤーとしての特徴~


 

身長186センチという恵まれた体格を持つセンターバック。フィジカルの強さを生かし、空中戦では圧倒的な勝率を誇る。また、足下の技術にも優れ、前線へのフィードやビルドアップ時には攻撃の起点として存在感を発揮。アビスパ福岡へ期限付き移籍をした2020年には攻守でアグレッシブに戦うチームの中心としてJ1昇格へ大きく貢献。相手FWへの果敢なアタックや強烈なボディーコンタクトの技術を伸ばし、対人プレーのレベルが向上。23歳ながらゲームキャプテンを任されるなど周囲の信頼も厚く、最終ラインだけでなく、チームの中心としてもリーダーになり得る人間性も大きな魅力。2023年には愛する柏を離れて2022年J1王者の横浜F・マリノスへ移籍した。

 

Season Club Competition Matches Goals
2019 柏レイソル J2リーグ 10 0
ルヴァンカップ 4 0
天皇杯 0 0
2020 アビスパ福岡 J2リーグ 41 2
天皇杯 0 0
2021 柏レイソル J1リーグ 22 0
ルヴァンカップ 5 0
天皇杯 0 0
2022 J1リーグ 24 0
ルヴァンカップ 4 0
天皇杯 2 0
2023 横浜F・マリノス J1リーグ 21 0
ルヴァンカップ 8 0
天皇杯 1 0
ACL 4 0
  通算 J1リーグ 43 0
J2リーグ 51 2
ルヴァンカップ 17 0
天皇杯 51 2
ACL 4 0
総通算 166 4

2023年1月31日 時点

 

代表歴

  • 2014年 U-17日本代表
    国際ユースサッカーin新潟

 

 

 

 

~アスリートの11 my mind~


 

1.自分の出身地の良いところや思い出の場所

―「佐倉ふるさと広場」

 

僕は千葉県佐倉市出身で、地元では「佐倉ふるさと広場」がオススメの場所です。例年4月に「佐倉チューリップフェスタ」を開催するなど、チューリップ畑やオランダ風車があり、観光地としても有名です。

 

 

 

2.どんな子どもだったか?

―「目立ちたがりな少年」

 

全部自分が一番になり、中心でいたいタイプ。学校の児童会長や体育祭の応援団長、音楽会なら一番目立つ大太鼓など、何をするにも「自分が一番!」と考えるような、子どもでした(笑)。

サッカーを始めたきっかけは、小学1年生の時、体育の授業でサッカーをやったことです。もともとテニスをやっていたんですが、体育でサッカーをした時に周りの子よりもうまくできて、「自分はサッカーの天才だ!」と勘違いし、その思いをきっかけに始めました(笑)。

 

 

3.子どもの頃になりたかった職業は?

―「プロサッカー選手」

 

小さな頃からずっとプロサッカー選手になりたいと思っていました。好きな選手はコロコロ変わりましたが、特に印象深いのは玉田圭司選手。母がファンで、僕もそれにつられて柏レイソル時代の玉田選手と同じ28番を選んだこともありました。もともと柏のスクールに通っていたこともあり、当時から柏を応援していて、ファン感謝デーの時に一緒に写真を撮ってもらったこともいい思い出です。

 

 

 

4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?

―「プロゴルファー」

 

ゴルフにけっこうのめり込んでいて、自分で言うのも何ですが、なかなか向いているんじゃないかと思っています(笑)。チームメートと一緒にゴルフコースへ行くこともありますが、自分の熱が凄すぎて“一人ゴルフ”に参加して、初対面のおじさんたちとコース回ることもあります。

 

 

 

5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法

―「サッカーノートを見つめ直す」

 

サッカーノートを中学生の頃からつけています。基本的に1年で1冊使うので、今では10冊以上になっています。

今までいろいろな壁にぶつかり、そのたびに乗り越えてきた経験があります。だから、難しい局面に立たされた時には、自分の調子が良かった時期のノートのページを見返して、「こういうイメージでプレーしていた」「こういう意識を持っていた」と振り返りながら、少しずつ修正していくようにしています。

 

 

 

6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?

―「相手選手との局面での勝負に勝った時と、試合に勝った時」

 

試合に勝てたとしても、自分が活躍できなければ喜びは半減しますし、逆に自分のプレーが最高だったとしても、試合で勝てなければ同じく喜びは半減します。だから、局面での勝利と試合での勝利が重なった時に、僕は100パーセントの喜びを感じることができます。

 

 

 

7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること

―「常にポジティブでいる。コントロールできないことを気にしない」

 

「コントロールできないことを気にしない」というのは、例えば天気や他人の言動など、自分にはどうしようもないことに対し、イライラしないように心掛けています。僕はよく読書をするんですが、さまざまな世界で活躍している方々の本の内容で共通しているのが、表現の仕方は多少違っても、「自分のコントロール下にないものには目を向けない」という考え方でした。僕もそれを参考に、自分の中に取り入れています。

 

 

 

8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?

―「メンタルが強い」

 

チームメートにもよく「メンタルが強い」と言われますが、自分でも、他人が気にするようなことを僕はあまり気にしないし、大舞台の時にも自分の力を発揮できていると感じています。また、自分が思ったことをしっかり発言するという姿も、周りの人にそういう印象を与えているのかもしれません。僕はあまり年齢を気にせず、自分の意見を伝えるタイプなので、チームメートはそういったところを見て感じているのかなと思います。

 

 

9.大事にしている言葉

―「コントロールできるのは自分の行動と未来だけ」「思考は現実になる」

 

「思考は現実になる」というのも、読書を通して知った言葉です。少しでも自分の中で「できないんじゃないか?」と思った瞬間に、目の前の目標は遠ざかっていくというイメージです。自分自身で「メンタルが強い」と言いながらも、時には弱気になってしまう瞬間があって、そこが自分の課題だと思っていました。そのような時に、「思考は現実になる」ということが書かれた本と出会い、どんな状況でも自分自身に「できる! できる!」と言い聞かせるようになってから、さまざまな目標を達成することができるようになりました。自分の思考が結果に表れるまでの過程を見て、この言葉が今後の自分の原動力になると思ったので、今では座右の銘の一つにしています。

 

 

 

10.子どもたちに伝えたいこと

―「時間は有限であることに少しでも早く気づいてほしい」

 

これは子どもの頃の自分にも言い聞かせたいことです。僕は小学生時代の6年間をすごく長く感じていて、毎日同じようなことをしている気がして、「早く大人になりたいな」と思っていました。でも実際に大人になると、いかにあの6年間が大事であったかを痛感します。大きくなってから、「もっと勉強しておけば良かった」「もっといろいろな本を読んでおけば良かった」「もっとたくさん練習をしておけば良かった」と強く感じました。

「時間は有限である」ということに気づくのはとても難しいことだと思います。でも、時間は誰にでも平等に与えられるけれど、その時間の使い方によって将来的に差が生じてきます。今の子どもたちには、この事実に少しでも早く気づいてほしいなと思います。

 

 

 

11.UDNでどんな活動をしていきたいか?

―「子どもたちにいろいろなことを伝えていきたい」

 

自分の言葉でさまざまな情報を発信できるような機会を増やしていきたいと思っています。子どもたちと一緒にサッカーをしながら、生きていく上で大切なことを話したり、サッカー選手になるための取り組み方など、いろいろなことを伝えていきたいと思っています。

 

 

 

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