~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
生粋のストライカー。DFとの駆け引きを優位に進める洞察力と、的確なスペースを見極める能力に優れ、相手陣内のさまざまなエリアで味方からパスを引き出す。ボールを受けた後は、身長186センチという恵まれた体格を生かした空中戦の強さ、ポストプレーで攻撃の起点になりつつ、ペナルティエリア内の密集地帯でも高い精度を誇るシュート技術でフィニッシュに絡む。「どんな形であれ1点は1点。ゴールの形にこだわりはありません」と語るように、時に華麗に、時に泥臭く、小川航基は貪欲にゴールをこじ開ける。2022シーズンにはJ2得点王と初代MVPに輝きチームのJ1昇格に大きく貢献した。2023年7月にオランダのNECナイメヘンへの移籍が発表され初の海外挑戦で2026年W杯での活躍を誓った。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2016 | ジュビロ磐田 | J1リーグ | 0 | 0 |
ルヴァンカップ | 2 | 0 | ||
天皇杯 | 1 | 0 | ||
2017 | J1リーグ | 5 | 0 | |
ルヴァンカップ | 5 | 4 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2018 | J1リーグ | 14 | 2 | |
ルヴァンカップ | 4 | 0 | ||
天皇杯 | 2 | 1 | ||
2019 | J1リーグ | 5 | 0 | |
ルヴァンカップ | 5 | 0 | ||
天皇杯 | 0 | 0 | ||
水戸ホーリーホック | J2リーグ | 17 | 7 | |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2020 | ジュビロ磐田 | J2リーグ | 32 | 9 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2021 | J2リーグ | 24 | 1 | |
天皇杯 | 3 | 4 | ||
2022 | 横浜FC | J2リーグ | 41 | 26 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2023 | J1リーグ | 15 | 6 | |
通算 | J1リーグ | 39 | 8 | |
J2リーグ | 114 | 43 | ||
ルヴァンカップ | 16 | 4 | ||
天皇杯 | 6 | 5 | ||
総通算 | 175 | 60 |
2023年7月15日時点
代表歴
- U-18,19,20,21,22,23日本代表
FIFA U-20ワールドカップ
- 日本代表(デビュー:2019年12月14日 EAFF E-1 サッカー選手権 vs香港)
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「徳生公園」
僕は神奈川県横浜市出身です。実家付近はそこまで栄えたところではないんですが、個人的に思い出深い場所を挙げるならば、自然豊かな徳生公園です。園内に大きな池があり、学生時代はその外周をトレーニングの一環としてよく走りました。特に小学生時代は、体型が少しふっくらとしていたので、ダイエットのために毎朝走っていましたね。
2.どんな子どもだったか?
―「グループの中心的な存在」
ガキ大将のようなタイプでした。みんなでドッジボールをやる時などは、周りに声を掛けて指示を出したり、グループの中心的な存在だったと思います。
サッカーを始めたのは年中の頃。3歳上の兄がサッカーをやっていたことがきっかけです。平日は学校から帰宅すると、兄や兄の友人たちと一緒に、近くの公園で暗くなるまでボールを蹴って遊んでいました。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「プロサッカー選手」
プロサッカー選手になりたいとずっと言い続けていました。出身が横浜ということもあり、子どもの頃は日産スタジアムに横浜F・マリノスの試合を見に行く機会が多く、当時は中村俊輔選手に注目していましたね。
俊輔選手がイタリアのレッジーナに所属していた時、横浜F・マリノスとレッジーナがプレシーズンマッチを行ったんですが、僕はその試合のエスコートキッズをやる機会に恵まれたんです。その時にプロサッカー選手の存在を肌で感じることができ、自分も一流のサッカー選手になりたいという思いが芽生えました。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「漁師」
これはちょっと難しい質問ですね(笑)。強いて挙げるならば、漁師の道に進んでいたかもしれません。今でも僕の趣味の一つなんですが、子どもの頃は親によく釣りに連れていってもらっていたので、海の仕事に憧れを持っていた時期もあったんです。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「貪欲にがむしゃらに立ち向かう」
反骨心を持つことが大事だと思います。サッカーにおいては、ピッチの上で味わった悔しさはピッチの上でしか返せないので、練習や試合では、貪欲に、がむしゃらに、そして「何くそ!」という気持ちで逆境に立ち向かってきました。
これまでいろいろと難しい時期はありましたが、その中でも一番苦しかったのは、プロサッカー選手になってから全く試合に絡めなかった時期ですね。僕は2016年にジュビロ磐田へ加入したんですが、1年目、2年目はなかなか出場機会をつかむことができませんでした。練習をこなすだけの毎日が続き、本当にもどかしい気持ちでした。それに、年代別の日本代表の仲間たちがJリーグの舞台でどんどん試合に絡んでいく姿を見て、「なんで俺は試合に出られないんだ?」と常に自問自答していましたし、焦る気持ちもあって精神的にもきつかったことを覚えています。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「ゴールを決めた瞬間」
やっぱりゴールを決めた瞬間が一番ですね。昔から根っからのストライカー気質で、自分のゴールでチームメートやファン・サポーターが喜んでくれている姿を見るのが生きがいなんです。
今までの得点の中で印象深いのは、プロとして初めて決めたゴールですね。相手ゴール前のこぼれ球を貪欲に押し込むような形でしたが、個人的にホッとしたと同時に、「プロサッカー選手としてスタートが切れた」と思えた瞬間でした。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「オフの時間の過ごし方」
僕はけっこうオンとオフを明確にするタイプなので、オフの時の趣味を大事にしています。先ほども釣りの話をしましたが、他にも最近始めたゴルフに行ったり、テニスをするのも大好きです。サッカー以外のスポーツで身体を動かしてリフレッシュすることも多いですね。オフの時間を有効活用することでストレスを発散できますし、それがコンディションの維持やケガの予防にもつながってくると思っています。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「自分が世界の中心にいると考えるタイプ」
他人からどう見られているかは全然わかりませんが、自分自身で客観的に見ると、自分が世界の中心にいると考えているようなタイプかもしれません。みんなで話している時に興味のないことが会話のテーマになると、すぐに自分の得意なテーマにすり替え、自分を中心に会話を展開することがよくあります。周りからは「お前の話はもういいよ!」って言われることもあるくらいです(笑)。
9.大事にしている言葉
―「継続は力なり」
人生において継続することがいかに大切であるかが表現され、心から納得できる言葉ですよね。「継続」は、口に出すのは簡単ですが、実際にやろうとするととても難しい。サッカーの世界でも、努力を高いレベルで継続できる選手は一握りですし、本当に限られた人しか実現できていないような気がします。日々の練習で「持てる力を100パーセント出し切れた!」と思える選手ってなかなかいないと思うんです。努力を継続するには、目標に対してどれだけ強い気持ちを持っているかどうかがポイントだと思っています。僕も目標に向かって努力を継続できる選手になれるよう頑張ります。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「夢や目標を持とう」
夢や目標を持つことがいかに大切であるかを伝えたいと思います。僕自身、目標があったからこそ頑張ろうと思えた場面が今までたくさんありました。だからみなさんも、何事に対しても目標を設定し、それを達成しようという強い気持ちを持ちながら取り組んでほしいと思います。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「社会の助けになることを実現したい」
サッカーを通して、多くの人々にいろいろなことを伝えていきたいと思っています。社会貢献活動は一人の力では難しいけれど、UDNの選手やスタッフが一体となってさまざまなことに取り組んでいければ、社会の助けにつながることがきっと実現できると思っています。
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