~PLAYERS ALBUM~
~プレーヤーとしての特徴~
多彩な得点パターンを持つストライカー。左右両足で精度高いシュートを放つことができ、コースを狙うテクニックも、強烈に蹴り込むパワーも併せ持つ。ヘディングの技術にも長けており、クロスボールを頭で合わせてゴールを狙うプレーも得意な形の一つである。さまざまなシュートスキルを持つ中で、本人が理想としているのがワンタッチでのゴール。「DFとの駆け引きを制し、素早い動き出しで誰よりも早くボールに触り、ワンタッチでゴールに流し込む形をイメージしています」。FW特有の嗅覚を存分に生かしながら、北川柊斗は機敏に、そして力強く相手ゴールへと迫っていく。
Season | Club | Competition | Matches | Goals |
2018 | モンテディオ山形 | J2リーグ | 17 | 1 |
天皇杯 | 3 | 0 | ||
2019 | J2リーグ | 2 | 0 | |
天皇杯 | 1 | 1 | ||
ギラヴァンツ北九州 | J3リーグ | 11 | 7 | |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2020 | モンテディオ山形 | J2リーグ | 21 | 2 |
天皇杯 | 0 | 0 | ||
2021 | ザスパクサツ群馬 | J2リーグ | 25 | 4 |
天皇杯 | 3 | 0 | ||
2022 | J2リーグ | 25 | 2 | |
天皇杯 | 1 | 1 | ||
2023 | J2リーグ | 37 | 3 | |
通算 | J2リーグ | 127 | 12 | |
J3リーグ | 11 | 7 | ||
天皇杯 | 8 | 2 | ||
総通算 | 146 | 21 |
2024年1月31日時点
代表歴
- U-16,17,18,19日本代表
~アスリートの11 my mind~
1.自分の出身地の良いところや思い出の場所
―「鈴鹿サーキット」
僕は三重県鈴鹿市の出身なので、やはりF1などのモータースポーツが開催される「鈴鹿サーキット」はオススメの場所ですね。同時に、僕にとっては子どもの頃によく遊びに行った思い出の場所でもあるんです。その名のとおり、サーキットとして有名なところなんですが、施設の中にはジェットコースターや観覧車などのアトラクションがあったり、大きなプールや天然温泉、それにボウリングなどもあって、テーマパークとしても存分に楽しめるような環境になっているんですよ。
2.どんな子どもだったか?
―「どんどん前に出たがる少年」
かなりのお調子者で、運動会などの行事の際には、どんどん前に出ていきたがるような子どもでした。
サッカーチームに入ったのは幼稚園の年少の時なんですが、「柊斗」(しゅうと)という名前のとおり、物心つく前からボールを蹴っていたそうです。小さな頃からずっとサッカーボールと一緒に生活をしてきましたね。
3.子どもの頃になりたかった職業は?
―「F1レーサーを夢見ていた」
F1レーサーになりたいと思っていました。鈴鹿サーキットが近いこともあって、小学生や中学生の頃は、授業中にレーシングカーのエンジン音が聞こえてきていたんです。その爆音を耳にしたり、テレビでF1を見ながら、「かっこいいな」とF1レーサーに憧れていました。
4.今思う、サッカー選手でなかったら、どんな職業についていたか?
―「教師」
中学生の頃から教師という職業も頭の中にあって、筑波大学では中学校・高校の保健体育の教員免許を取得しました。もともと子どもが大好きなので、教育事業には今でも興味があります。
5.逆境に陥った時、それを乗り越える方法
―「見返してやる! という反骨心を持つ」
一度無心になって、頭と心をリセットすること。そして自分に足りない部分を徹底的に練習して鍛えることですね。
今までのキャリアの中で一番の逆境は、高校生の時に直面しました。名古屋U18に在籍し、プロになれるかなれないかという時期に、チームの監督から「トップには上がれない」と伝えられた時です。公式戦で結果を残すことができ、年代別の日本代表にも選んでもらっていたこともあって、「トップに上がれるんじゃないか?」と自分の中で勘違いしていた部分もあったのですが、やはり監督から上がれないことを告げられた時はショックでしたし、とてつもなく大きな絶望感を味わいました。
当時はもうサッカーがしたくないと思うくらい落ち込んでいたのですが、寮生活でしたし、日常的にサッカーに関わる環境にいたので、大学に進学して「見返してやる!」という反骨心を持つことで、強引に気持ちを切り替えたような気がします。ただ、「プロサッカー選手になる」という目標がブレることはなかったし、その目標を心の中でずっと持ち続けることができたので、その後もあきらめることなくサッカーと向き合えたんだと思いますね。
6.サッカーをしていて、最高の瞬間は?
―「ゴールした瞬間と優勝してみんなで喜んでいる瞬間」
理想の得点の形はワンタッチゴールです。ミドルシュートももちろんかっこいいと思うんですが、FWとしての嗅覚と動き出しの質を生かしたゴールをいつもイメージしています。得点を決めた瞬間とともに、優勝してみんなで喜んでいる瞬間は最高の気分になりますね。
7.サッカー以外で自分の中で大事にしていること
―「人とのつながりを大事にすること」
大学生の頃に“人と人のつながり”の大切さを考えるようになりました。筑波大学の歴代の先輩方は、後輩にあたる僕らのことを常に気に掛けてくれて、とてもかわいがってくれました。先輩たちにしてもらったことを僕らも後輩たちにしていきたいと思いますし、そういった思い遣りの心が代々続いていくんだと実感した時に、“人と人のつながり”の大切さを学ばせてもらいましたね。
8.客観的に自分を見た時に、自分はどんな人間だと思うか?
―「気遣いができる人間」
人に気を遣えるほうだと思います。ただ、気を遣いすぎて、自分の意見よりも人に合わせることを優先してしまうので、自分のいいところでもあり、よくないとこでもあると感じています。
気遣いができるようになったのは、大学4年生の時にキャプテンを任せてもらえるようになってからですね。3年生の頃は自分勝手で先輩たちにずいぶん迷惑を掛けたなと思うんですが、最高学年となり、しかもキャプテンという立場になったことで、人のことをよく観察できるようになりました。キャプテンを務めたことは僕の人生においてとてもいい経験になりましたし、力を貸してくれた仲間たちには本当に感謝しています。
9.大事にしている言葉
―「努力」
「努力」という言葉を大事にしています。高校時代に名古屋のトップチームに上がれなかった時から、この言葉をより意識するようになりました。それまでもしっかり練習に取り組んでいたつもりではいましたが、プロサッカー選手になれず、一度どん底まで落ちたことで、それまで以上に努力するということを自分自身に課しました。
努力を継続させるためにも、効率的に考えながらトレーニングに取り組むことを意識しています。何でもかんでもがむしゃらにやるのではなく、自分の身体や特徴に合った練習方法を取り入れることが大事だと思っています。
10.子どもたちに伝えたいこと
―「やりたいことを一生懸命頑張ってほしい」
自分が心からやりたいと思うことを見つけて、一生懸命頑張ってもらいたいですね。そのためにも、親御さんにはお子さんの意見や考え方をぜひ尊重してもらいたいなと思います。
11.UDNでどんな活動をしていきたいか?
―「多くの学生のサポートをしていきたい」
プロサッカー選手という職業を生かして、小学生、中学生、高校生たちが熱中できることを見つけられるきっかけ作りに携わりたいなと思います。直接話をしたり、プレーを通して夢を与えることで、多くの学生をサポートしていきたいと考えています。
また、僕は中学生の時に名古屋U15の一員になって、プロサッカー選手を身近に感じたり、選手と直接触れ合うことで、サッカーに取り組む上でのモチベーションが高まった経験があるので、今サッカーを楽しんでいる少年少女に対しても、そういう機会も与えることができたらいいなと思っています。
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